このゲームには、100種類近くの多数のアイテムが登場します。
アイテムを使いこなすことが、ゲーム攻略のカギとなります。

■アイテムでできること

アイテムに対しては、以下の操作をおこなえます。

拾う
地面に落ちているアイテムに、キャラクターが重なると、そのアイテムを取得します。
ただし、アイテムウインドウが一杯の場合には、それ以上拾うことができません。
あなただけでなく、
敵もアイテムを拾います。
敵が拾ったアイテムは、その敵を倒すと、地面にあらわれます。

置く
手持ちのアイテムを、地面に置くことができます。
持ちきれないアイテムを整理するときなどに便利です。

投げる
手持ちのアイテムを、投げることができます。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「投げる」ボタンを押すと、向いている方向に向かって、アイテムが一直線に飛んでいきます。
そのまま、何かに当たるまで、アイテムは跳び続けます。
壁に当たった場合、あるいは、敵に命中し損なった場合、アイテムは床に落ちます。
敵に命中した場合には、アイテムは失われ、その代わりに、
命中した相手に、アイテムの種類に応じた効果をおよぼします。

撃つ
弾丸アイテムは、装填することができ、「銃」ボタンで発射できます。
装填しなくても、アイテムウインドウで弾丸を選択し「発射」ボタンを押せば、同様に発射できます。
弾丸には、弾数があります。
同じ種類の弾丸アイテムを取得すると、弾数を合計してまとめられます。たとえば、鉛弾[3]と鉛弾[2]を続けて取得した場合、アイテムウインドウには、鉛弾[5]が入ります。
この合計数は、発射するたびに1つずつ減ります。鉛弾[5]を発射すると、残りのアイテムは鉛弾[4]になります。
弾丸のその他の挙動は、上記アイテムを投げる場合と同じです。

装備する
武器、防具、インプラントは、装備することができます。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「装備する」ボタンを押すと、そのアイテムを装備します。
装備すると、そのアイテムの効果に応じた修正が、あなたの能力に加わります。たとえば、武器を装備すると、通常は攻撃力が向上します。
武器、防具、インプラントは、それぞれ1つだけ装備できます。同じタイプの複数のアイテムを、同時に装備することはできません。たとえば、プラスチックソードを装備している状態で、あらたにクリスタルソードを装備する操作をおこなうと、プラスチックソードの装備は、自動的に解除されます。
なお、装備するアイテムには、まれに「動作不良品」が存在します。動作不良品は、着脱の機能がうまく働きません。修理装置を使うなどして修理しないかぎり、装備を解除することができなくなります。

食べる・飲む
食品や薬品は、食べたり飲んだりすることで効果を発揮します。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「食べる」「飲む」ボタンを押すと、そのアイテムを摂取します。
摂取すると、そのアイテムの種類に応じた効果が得られます。たとえば、回復薬を飲めば、HPが回復します。
食べたり飲んだりしたアイテムは、消費され、いなくなります。

起動する
装置は「起動する」ことによって、なんらかの機能を発動します。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「起動する」ボタンを押すと、そのアイテムを使用します。
装置は、一度使うとなくなります。
装置によっては、使用する対象を選ぶものがあります。
たとえば、識別装置を使用すると、サブウインドウが開き、識別する対象を選択することが求められます。

照射する
ライト類は「照射する」ことによって、敵になんらかの影響を与えます。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「照射する」ボタンを押すと、キャラクターが向いている方向に光を発し、その方向にいる一番近い敵に効果を及ぼします。
ライトは、使うたびにバッテリーが減っていきます。バッテリーの残量は、識別済みのライトであれば、アイテム名の最後に[3]のように表示されます。バッテリーが切れたライトは、使っても何も起りません。が、敵に投げつけて命中させると、効果を発動します。

説明を見る
アイテムの機能について、簡単な説明を見ることができます。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「説明」ボタンを押すと、そのアイテムについての説明を見ることができます。
この行動には、ターンを消費しません。
正体不明のアイテムには、説明が表示されません。識別すると、表示されるようになります。

名前をつける
正体不明のアイテムには、わかりやすいように、とりあえずの名前をつけることができます。
アイテムウインドウでアイテムを選択し「名前を変更」ボタンを押すと、新しい名前を入力できます。キーボードから名前を打ち込んだら「OK」ボタンを押して下さい。
すでに正体が判明しているアイテムには、名前をつけることはできません。

強化・改良・改造・修理する
アイテムの性能を上げたり、特殊な機能を持たせたりすることができます。
攻撃強化装置により、装備している武器を強化する。
ライトバッテリーにより、手持ちのライトの使用回数を上げる。
テフロン加工により、防具が劣化するのを防ぐ。
などがあります。うまく利用して、最強のアイテムを作り出しましょう。

倉庫に格納する・送り出す
アイテムウインドウ内の手持ちアイテムとは別に、「倉庫」と呼ぶアイテムを格納する空間が、迷宮の外に設けられています。
倉庫にあるアイテムは、あなたが死んでも、失われません。
冒険に出る前に、倉庫の中のアイテムを任意に選んで、携行できます。
迷宮から脱出したときには、手持ちのアイテムを、倉庫に格納することができます。
また、転送装置を使用して、迷宮内から、任意のアイテムを倉庫に転送することもできます。
倉庫の詳細については、このページの「倉庫」の項目も参照してください。

盗む
プレイヤーにはできませんが、敵の中には、あなたのアイテムを盗む者がいるので注意してください。
アイテムを盗んだ敵を倒すと、盗まれたアイテムは、地面にあらわれます。

■アイテムのタイプ

アイテムは、10種類のタイプに分類できます。
地面に落ちているときのアイテムのグラフィックは、このタイプをあらわします。

武器

装備すると、近接攻撃が強くなります。
装備しないと効果を発揮しないので注意してください。
さまざまな種類があり、種類によって強さが異なります。

防具

装備すると、敵から受けるダメージを低減します。
さまざまな種類があり、種類によって強さが異なります。
また、
種類によって、特殊な機能がついていることがあります
たとえば、ペーパースーツを着用していると、バイタリティの減少ペースが遅くなります。
防具は、敵のステイン攻撃や、ステイントラップによって、性能が劣化することがあります。テフロン加工を施すと、ステインを回避することができます。

インプラント

装備すると、種類に応じたさまざまな効果が、永久的に得られます。
たとえば、パワーインプラントを装備すると、力が向上、あるいは低下します。
インプラントの中には、ダンジョン内では手に入らず、一定以上のゴールドを貯めることで、ストレージ内に出現するものもあります。

弾丸

離れた位置にいる敵を、攻撃することができます。
さまざまな種類があり、種類によって強さが異なります。
装填しておけば、「銃」ボタンを押すだけで発射できます。
装填していなくても、アイテムウインドウで選択し「発射」ボタンを押して発射できます。
弾丸のアイテム名の横に表記される数字は、弾数をあらわします。たとえば、鉛弾[5]は、あと5発撃てることをあらわします。

食品

食べると、Vitalityが回復します。
また、Vitalityが満タンの状態で食べると、Vitalityの上限値が上昇します。

薬品

飲むと、種類によってさまざまな効果があります。
また、飲んだとき、Vitalityがすこしだけ回復します。
HPが満タンのとき、治療薬か強力治療薬を飲むと、HPの上限値が上昇します。

装置

使用すると、種類によってさまざまな効果を発動します。
また、
敵に投げつけることでも、それぞれ異なる効果を発動します。

ライト

照射すると、自分が向いている方向に、光線を発します。
光線が当たった敵は、ライトの種類に応じた影響を受けます。
ライトには使用回数の制限があります。これを増やすには、ライトバッテリーを使用します。
また、ライトは、
敵に投げつけることでも、照射したのと同じ効果を発動します。バッテリーが切れたライトでも、投げつければ1度だけ効果を得られます。

ゴールド

お金です。
ダンジョン内では使い道がありませんが、ダンジョンから生還したとき、持っていたゴールドは積算されます。
ゴールドが貯まると、ボーナスアイテムが倉庫内にあらわれるなど、良い事が起こります。

パワーソース

迷宮の奥深くに隠されています。これを地上に持ち帰るのが、あなたの目的です。

■アイテムの個体差

アイテムの性能や性質は、種類によって定められているだけでなく、ひとつひとつのアイテム毎に、ユニークな個体差を持つものがあります。

ボーナス性能
武器・防具・インプラントは、種類による基本性能に加えて、個々のアイテムに、ボーナス性能がつきます。
同じ名称のアイテムでも、ボーナス値により性能が異なります。
ボーナス値は、アイテム名の最後に[+1]のように表示されます。
たとえば、プラスチックソード[+1]より、プラスチックソード[+2]の方が、攻撃力は大きくなります。
武器および防具のボーナス値は、強化装置により上昇させることができます。
たとえば、あまり強くないプラスチックソードも、攻撃強化装置を10回使用すれば、プラスチックソード[+10]となり、すさまじい攻撃力を発揮します。

残弾数・バッテリー
弾丸およびライトには、使用回数が定められます。
使用回数は、アイテム名の最後に[1]のように表示されます。
たとえば、鉛弾[3]は、3回撃てます。ダメージライト[5]は、5回の照射が可能です。
弾丸は、同じ種類のものを取得すると、自動的に統合されて使用回数が増えます。鉛弾[2]を持っている状態で、鉛弾[3]を取得すると、鉛弾[5]になります。
バッテリーは、ライトバッテリーを用いることで、使用回数を増やすことができます。

動作不良
武器・防具・インプラントには、まれに「動作不良品」が存在します。
動作不良品は、機能そのものには特に支障はありませんが、ボーナス性能が低ものが多いです。
また、着脱の機能がうまく働かず、いったん装備すると、はずすことができなくなります。
動作不良品をはずすには、
修理装置を用いて、修理する
メタリクス・レアより脱出する
ヒミツの第3の方法
のいずれかをおこなう必要があります。

フッ素加工
防具にフッ素加工を施すと、ステイン攻撃による性能の劣化がおこらなくなります。
フッ素加工済みの防具には、名前の最後に[*]が表示されます。

■アイテムの識別

アイテムには、取得した時点では、何であるかがわからないものがあります。
どのタイプのアイテムが、取得時に正体不明になるかは、ミッションによって異なります。
また、種類はわかっても、ボーナス性能や使用回数は、取得時には表示されません。
識別されていないアイテムでも、機能や使用には支障がありません。単に、何であるかがわからないだけです。

未識別名
種類の識別ができていないアイテムは「謎のライト」「不思議なライト」というような、未識別名で表示されます。
同じ種類のアイテムであれば、未識別名は同じです。たとえば、アイテムウインドウ内に「謎のライト」と「不思議なライト」がある場合、2つのライトは、違う種類のライトです。「謎のライト」が2つある場合には、その2つは同じ種類です。
ただし、どの種類にどの未識別名が割り当てられるかは、プレイするたびに変わります。たとえば、最初に迷宮に入ったとき、「謎のライト」が「ダメージライト」だということが判明したとします。この後、脱出するか死亡するかするまでは、謎のライトがダメージライトだという前提で行動して、問題ありません。が、脱出もしくは死亡して、再度迷宮に入ったとき、手に入った謎のライトは、ダメージライトとは限りません。

識別装置で識別する
識別装置を、未識別のアイテムに使用すると、アイテムの種類が判明します。
そのアイテムにボーナス性能や使用回数、動作不良があるときには、それも判明します。
また、1つのアイテムを識別すると、そのプレイで登場する同じ種類のアイテムすべての種類が判明します。
ただし、個体差については、識別したまさにそのアイテムに関してのみ判明します。
たとえば、アイテムウインドウ内に、謎のライト1と謎のライト2を持っていて、床には謎のライト3が落ちている、という状況で、謎のライト1に、識別装置を使用すると、謎のライト1は「ダメージライト[5]」であることが判明しました。このとき同時に、謎のライト2と3は、「ダメージライト」になり、以降、そのプレイで出現するダメージライトは、すべて「ダメージライト」と表示されるようになります。

装備して識別する
装備するアイテムの個体差は、装備してみれば判明します。
たとえば、取得したばかりで個体性ののわからない「プラスチックソード」を装備すると「プラスチックソード[+1]であることがわかりました。
ただし、アイテムが動作不良品であった場合、装備によって動作不良品であることが判明すると同時に、はずせなくなってしまうので、注意してください。

使ってみて識別する(1)
薬品および装置は、難度の高いミッションでは、未識別の状態でゲームが始まります。
これらは、最初に使用したときに、自動的に識別されます。
使用したアイテムは消費されてなくなりますが、以降出現する同じ種類のアイテムは、すべて識別済みとなります。
識別装置がない時など、とりあえず飲んだり使ったりしてみると良いかも知れません。

使ってみて識別する(2)
未識別のライトは、照射しても、識別されません。
が、効果を見て、何であるかを推測することはできます。

未識別のアイテムに名前をつける
未識別のアイテムには、任意の名前をつけることができます。
1つのアイテムに名前をつけると、そのプレイに登場する同じ種類のアイテムすべての名前がそれになります。
たとえば「謎のライト」を2つ持っていて、片方の名前を「ダメージを与えるらしいライト」と変更すると、もう片方も「ダメージを与えるらしいライト」となり、以降出現する同種のライトも「ダメージを与えるらしいライト」になります。
アイテムの正体を推測するのに利用してください。
なお、名前をつける操作では、ターンを消費しません。

■倉庫

倉庫は、セーブファイル毎に1つ設けられます。
そのセーブファイルのすべてのキャラクターで、1つの倉庫を共用します。
倉庫には、キャラクターのアイテムウインドウと同じように、アイテムを格納することができます。キャラクターのアイテムウインドウとの最大の違いは、キャラクターが死んでも、中身が失われないことです。
したがって、倉庫を使えば、新しいキャラクターにアイテムを引継いだり、何人ものキャラクターで1つのアイテムを鍛え続けて強化するなどのことができます。
倉庫は迷宮の外に設けられています。倉庫にアクセスできるのは、次の3つの機会です。
・迷宮に入る前
・迷宮から脱出した後
・迷宮の中で、転送装置を使用したとき


倉庫の容量
倉庫には、いくつアイテムを格納できるかの容量が定められています。
倉庫の容量は、プレイするたびに増えていきます。
最初は2から始まり、新しいキャラクターが迷宮に向かうたびに、1ずつ増えて、最大で20になります。

ボーナスアイテム
プレイヤーがメタリクス・レアで獲得するアイテムとは別に、システムから、ボーナスアイテムがプレゼントされることがあります。
ボーナスアイテムは、倉庫の中にあらわれます。
ボーナスアイテムは、以下の機会でプレゼントされます。
・ミッションに応じて
ミッション1の開始時には「まずそうな食品」「脱出装置」、ミッション2の開始時には「まずそうな食品」というように、ミッションを選択すると、ミッション達成の手助けに、ボーナスアイテムがプレゼントされることがあります。
この類のボーナスアイテムは、ミッションを選択するたびに、毎回もらえます。
ただし、該当する同種のアイテムがすでに倉庫にある場合には、もらえません。
たとえば、倉庫の中に「おいしそうな食品」がある状態で、本来なら「まずそうな食品」「脱出装置」の2つをもらえるミッション1を選択すると、「まずそうな食品」はもらえず、「脱出装置」のみがもらえます。
また、倉庫がいっぱいのときには、もらえません。
・ゴールドに応じて
迷宮の中で集めたゴールドは、キャラクターが生還するたびに(失敗・成功にかかわらず)地上に持ち帰られ、合算されます。この合算されたゴールドの値は、タイトル画面や、○○画面などで確認できます。
合算ゴールドが一定の値を超える毎に、ボーナスアイテムがプレゼントされます。
この類のボーナスアイテムには、迷宮内では滅多に手に入らない武器や防具、インプラントなど、貴重なものが多く含まれています。